news-pot

企業ロゴには意味がある?実は知られていない隠れた由来を紹介!

      2016/11/10

普段、何気なく街なかで目にする企業の“ロゴ”。それは、企業がもつ様々なイメージをひとつの形に集約し、図案化したものです。

また、人間で言えば「顔」のようなもので、人の顔に人となりが表れるように、ロゴには、作られた当時の経営者の思いや志が表れています。

企業理念のあり方が問われる今だからこそ、各企業のロゴを見つめなおし、作成当初の理念を感じ取ってみたいもの。

そこで、今回、いろんなロゴに隠された意味や由来など、そういった豆知識を紹介していきます。

kOFqojhqStNYhdH_z3EDQ_7

企業ロゴとは?

ロゴマークとは、企業のイメージをひと目で印象づけるように、字や図形、色を組み合わせて図案化したものです。

『イメージをひと目で印象づけるように…』ですので、ロゴマークは、それを見た人が、ぱっと見ただけで企業のイメージを印象的に受け取れるものでなくてはなりません。

ロゴの種類

ロゴマークは大きく分けるとこの2つに分類されます。

(1)マーク型
企業の歴史や事業内容、企業理念、そして、社風やミッションなどの要素を、より簡潔に、象徴的に表現したマークで表現しているロゴのことです。

ホームページ、名刺、封筒、パンフレットなど、目で見るあらゆる媒体に載せて使用します。

有名な企業では、アップルコンピュータの「リンゴ」やサカイ引越センターの「パンダ」などが挙げられます。

これらの会社は、誰が見ても同じ会社を思い出す、典型的なマーク型ですね。

(2)文字型
文字型とは、企業の名前自体をロゴの形にしたもので、文字を使ってより簡潔に、象徴的に表現しているロゴのことです。

有名なところでは携帯電話会社の「NTT docomo」や、カメラメーカーの「Canon」などが挙げられます。

スタイリッシュなものからポップなものまで、文字の形と色で、企業理念を表しているものがたくさんあります。

テレビCMなどを見る時にも、今写っている企業ロゴはどちらのタイプなのか?など、気にしてみると面白いかもしれませんね。

企業ロゴの制作費はどれくらい?

d7f7f27893abb17eaeb6e93383e853c2
では、企業ロゴを制作すると、費用はどれほどの値段になると思いますか?

実は、ロゴの制作費用は相場が決まっていないといわれ、発注先のデザイナーによっても、その値段には大きな開きがあります。

そのため、有名なデザイナーへの個別発注ともなると、数百万以上の値段がすることもあるようです。

また、最近ではクラウドソーシングといわれるネット上で簡単に発注者と制作者を仲介してくれる業者もあるため、2万〜5万円で会社のロゴを制作してくれる個人デザイナーに発注することも可能となっています。

その他にも、普通にデザイン事務所に依頼をした場合であれば、「同業者との差別化をはかるにはどの色を使うべきか?」「この会社の目指している方向性は?」など、いろいろと考えた上で制作をしてくれます。

その分、個人デザイナーに比べると制作費は上がりますが、有名デザイナーほど高くはないので、25万〜60万くらいと見ておけば問題ないでしょう。

とはいえ、企業ロゴは後から更新する企業も少なくないので、はじめは会社の規模にあった予算感で、無理ない金額にて発注すれば良いと思いますね。

こんなにあった!?有名企業のロゴに隠された意味や由来

では具体的に、有名な企業のロゴの「秘密」をいくつか紹介していきましょう。

Amazon .com「顧客の笑顔のために、あらゆるものを取り扱う」

1CZkID8Nb3huncnT

世界最大級のネットショッピングサイトで知られるアマゾンは、5大河川の中でも最大の流域面積を誇る、アマゾン川から命名されたものです。

自らの会社がアマゾン川のように広大なシェアを得られるようにとの願いを込めて名付けられました。

そして、そのロゴには、社名の「a」から「z」まで、矢印が伸びています。

これは、「A」から「Z」、つまり、ありとあらゆる商品を揃えていることを意味しています。

また、そこには「顧客の満足を表す笑顔」が表現されているのです。

スターバックス「まるで人魚の歌声のよう 魅惑的なコーヒーの香り」

001l

ロゴに描かれているのは “サイレン”という、ギリシャ神話に登場する人魚です。

彼女は心奪われるような歌声で船乗りたちを魅了し、誘惑してしまいます。

そんなサイレンのように、「コーヒーの香りで世界中の人々を魅了したい」という想いが込められているのです。

また、スターバックスの歴史が始まったのが、古くからの港町であったシアトルだったため、この人魚のモチーフが、地元の人々にとって馴染み深いものだったことも、ロゴに採用した理由のひとつだったようです。

大正製薬「ファイト、一発! ワシのマークの誕生には?」

rOfpsZZgWFuSrjpD

大正製薬のリポビタンDに描かれている、あのワシのマークの使用は、1955(昭和30)年に始まりました。

その由来は、「世界中、大人も子供も、男女の区別もなく、誰が見ても何の形かわかるもの」であり、しかも、「言葉で聞いても、ロゴの形が思い浮かぶもの」という二つの条件に当てはまるロゴを、社内にて募ったのがはじまりです。

そして、その中から採用された、大きく翼を開いた眼光鋭いワシのロゴには、「たくましく世界に羽ばたこう」という願いも込められています。

公文教育研究会(クモン)「成長し、考え続ける顔 “THINKING FACE”」

img_omoi_01

公文教育研究会のロゴは、シンプルかつ現代的です。多くの人に親しみがもてるように創案されています。

また、ロゴの中に描かれている顔は、「考え、成長し続ける顔(=THINKING FACE)」といわれていて、夢や目標に向かってがんばる子どもたち自身を表しています。

そして、「教育とは?」「子どもとは?」を考え続ける集団であることを象徴する、KUMONの顔としての意味合いもあるのです。

ロゴだけでなく社名にこめられた豆知識

企業の想いが込められているのは、ロゴに限った話ではありません。

各会社の社名にも、設立の根幹に関わるような秘密が込められていますので、その一部をご紹介します。

子どもにも大人気 カルピスの由来は?

20120313110406224

誰もが知っている国民的乳酸飲料、カルピスの「カル」は、カルシウムから来ています。

では、「ピス」はどこから来ているのでしょう?

実は、仏教で教えられる「五味」という仏語に由来しているんです。

仏教では、牛や羊の乳を加工・精製したものには5段階のランク(五味)があると考えられていて、その中でも“最上の味”を指す言葉が「醍醐味」といいます。

また、この「醍醐味」を昔のインドで使われていた言葉、サンスクリット語では「サルピス」と読むため、そこから、カルピスの「ピス」は来ていたわけです。

つまり、最高の乳製品を作るという志が、ネーミングに込められていたんですね。

携帯電話会社の大手であるNTTドコモの由来は?

image2

携帯電話会社の大手、NTTDoCoMoの名前は、「Do Communications Over The Mobile Network」の頭文字から採ったもので、意味は、「移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション」を指しています。

創業時の果実酒が関係するサントリーの由来は?

1080898632

サントリーの飲料事業は、1907(明治40)年に初めて発売された、赤玉ポートワインという甘みの強い果実酒が起源でした。

そして、当時のワイン瓶のラベルには、 太陽のような赤い玉が描かれていたのですが、それは、燃える太陽のような会社の精神を表していたのです。

そのため、その「太陽“Sun”」と、創業者・鳥井信治郎氏の姓をつなぎあわせたものが社名の由来になったのですね。

まとめ

いかがでしたか?シンボルマークとしての企業ロゴには、会社ができた由来や、当時の創業者の理念が込められているのがお分かりいただけたと思います。

皆さんも、ぜひ一度、街なかで自分好みの企業ロゴを探してみてください。きっと興味深いロゴに出会えるはずです。

この記事で、皆さんの企業ロゴに対する関心が少しでも高まり、街歩きの楽しみが増えることを願っています。

 - 会社・企業, 豆知識 , ,