news-pot

健康診断の料金を項目別に公開!かかる時間や判明する病気には何がある?

      2016/11/10

今までの人生の中で、誰でも一度は健康診断を受けたことがあるのではないでしょうか?

しかし、その中で、定期的に健康診断を受けている人となると、世論調査では、5人に1人は受けていないという結果がでています。

また、定期的に健康診断を受けていない理由には、「時間とお金がもったいないから」や「思い当たる症状がないから」、そして、「病気が見つかるのが怖いから」などをあげる人が多いようですね。

確かに、定期的に健康診断を受けるとなると、時間も費用もかかってしまいますし、病気が見つかるという恐怖心もありますが、毎日を健康に暮らしていくためには欠かせないものなので、是非とも健康診断は定期的に受けていただきたいものです。

そこで、今回は、気になる健康診断の料金やかかる時間、検査によって判明する病気をご紹介していきたいと思います。

健康診断を受ける必要性とは?

健康診断とは、体が健康であるか、または、病気の危険因子が体の中に隠れていないかを検査することをいいます。

特に、早期においては自覚症状もなく、症状が現れた時にはすでに手遅れになるといったケースもありますので、自覚症状のない病気を早期で発見するためにも、定期的に健康診断を受けることが肝心なのです。

何より、健康は決してお金にはかえられないものですから、いくら費用がかかっても、定期的に受けるようにしましょう!

健康診断の種類とかかる料金は?検査ではどんな病気が判明する?

健康診断と一口にいっても、さまざまな種類があり、健康診断にかかる料金もそれぞれ違います。

そこで、本項では健康診断の種類ごとに、要する時間とその料金、また、それぞれの健康診断で判明できる病気についても、あわせてご紹介していきたいと思います。

一般定期健康診(保険適用外)

【所要時間と費用】
時間:約1時間
費用:9000円~13000円

【判明できる病名】
高血圧症、狭心症、心筋梗塞、心臓病、不整脈、慢性気管支炎、肺結核、
糖尿病、動脈硬化、高脂血症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、肝臓病、胆石症、
膵臓病、腎臓病、痛風、貧血症、白血病、肺がん、膵がん、乳がん、子宮がん、前立腺がんなど

人間ドック (保険適用外)

【所要時間と費用】
時間:半日程度~2泊3日
費用:5万円~10万円

【判明できる病名】
高血圧症、高脂血症、糖尿病、がん、肝炎、貧血、不整脈、痛風など

生活習慣病健康診断 (保険適用外)

【所要時間と費用】
時間:約2時間
費用:2万円~3万円

【判明できる病名】
糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病、高血圧症、肺扁平上皮がん、慢性気管支炎、肺気腫、アルコール性肝疾患 

特殊健康診断 (保険適用外)

【所要時間と費用】
時間:30分~1時間
費用:5万円~6万円

【判明できる病名】
じん肺 腰痛、下肢痛、下肢筋力減退、知覚障害、聴覚障害、VDT症候群、電離放射線障害など 

婦人科検診(検診のみでは保険適用外。精密検査が必要な場合は保険適用)


・子宮頸がん 

【所要時間と費用】
時間:5分~10分
費用:4000円~1万円

【検査方法】
視診と細胞診によって、子宮頸部に異常の有無を調べる検査です。
視診では、膣鏡を膣内に挿入して、おりものの状態や炎症の有無を目で確認します。また、細胞診では、細い棒状のブラシなどで子宮頸部から細胞を採取します。

・子宮体がん   

【所要時間と費用】
時間:5分~10分程度
費用:13000円~15000円

【検査方法】
細胞診と経腟超音波検査を組み合わせて行う検査が望ましいと言われています。
細胞診では、細い棒状のブラシなどを子宮内に挿入して、子宮内膜細胞を採取し、顕微鏡で異常の有無を調べます。また、経腟超音波検査では、膣内に細い器具を入れて、子宮内膜の異常の有無をモニターで確認していきます。

・乳がん(マンモグラフィ)

【所要時間と費用】
時間:15分程度
費用:4000円~8000円

【検査方法】
乳房をX線で撮影して、乳房内の腫瘍の有無や大きさや形、また、乳がんの初期症状の一つである「石灰化」と呼ばれる、乳腺に沈着するカルシウムの有無を調べる検査です。また、この検査では、触診では発見が不可能な小さな乳がんも検出することができます。

・乳がん (乳房超音波検査)  

【所要時間と時間】
時間:10分~15分
費用:3000円~6000円

【検査方法】
乳房に超音波を当てることによって、乳房内部の腫瘍やのう胞(乳管が袋状に膨らみ、その内部に、黄色の液体や、濃縮した乳汁などが溜まった状態)の有無を調べる検査です。

ちなみに、上記にあげられた健康診断は、健康保険が適用されないということをご存知でしたか?

その理由として、健康診断は体が正常であるか異常であるかがわからない状態での診断であり、病気だと断定されない限りは、保険が適用にならないということがあげられます。

したがって、健康診断にかかる料金は、全額自己負担ということになります。

ただし、会社に勤めている方であれば、労働安全衛生法に基づいて、企業が加入している健康保険組合が費用負担しているので、「一般定期健康診断」や「特殊健康診断」の自己負担にはなりませんのでご安心ください。

また、その一方で、健康保険組合に加入していない個人事業主や専業主婦、または、フリーターの方などは、前途のとおり健康診断料を自己負担しなければなりません。

しかし、そういった方達にも、市区町村から送付されてくる受診券を利用するなどといった、通常の料金よりも安く健康診断が受けられる方法は用意されておりますので、上手く活用して、自己負担が必要な方も定期健診を怠らないようにしていただければと思います!

保険内でできる健康診断と保険外でしかできない健康診断の違いは?

前項でも触れていますが、一般的な健康診断や人間ドックなどは体が正常であるか異常であるかがわからない状態での診断ですから、保険が適用されることはありません。
しかし、健康診断で異常が見つかった場合においては、その病気を疑う結果が伴うことによって精密検査を行う必要があり、その場合の精密検査には保険が適用されます。

したがって、前項でご紹介した婦人科検診においても、「がん予防のため」の検診では保険が適用にならず、自覚症状などがあるために検診を受けた場合には保険が適用になります。

では、保険が適用になる精密検査とはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで、本項では、精密機械を使った「CTスキャン検査」と「PET検査」についてご紹介していきます。

CTスキャン検査

まず、CTスキャン検査については、X線を用いて体を輪切りに撮影する装置を使った検査で、骨や肺、出血性の病気の発見に優れています。

【所要時間と費用】
時間:20~40分
費用:6000円~13000円(検査場所による)

【判明できる病名】
頭部:脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
胸部:肺癌、結核、肺気腫、胸部大動脈瘤など
腹部:肝硬変や肝臓ガンなどの肝臓病、胆嚢胆管疾患(胆石、胆嚢ガン)など    
膵臓疾患(膵炎、膵ガンなど)、腎臓疾患(腎ガン、水腎症など)
※ただし、胃、小腸大腸などの疾患は大きいものしかわかりません。
骨盤:膀胱、男性の場合は前立腺、また、女性の場合は子宮がんや子宮筋腫、卵巣腫瘍など

PET検査

次にPET検査ですが、こちらは、全身のがんや、アルツハイマー病を調べる検査で、「PET」とは「陽電子放射断層撮影」という意味があります。

特に、がんの早期発見に優れており、特殊な検査薬を人体に投与することによってがん細胞に目印をつけることが可能です。

【所要時間と費用】
時間:約30分(プランやコースによっては時間が異なる)
費用:約10万円(平成22年より健康保険が適用。自己負担額は3割)

【判明できる病名】
がん、虚血性心疾患、認知症、パーキンソン病、統合失調症など

以上のような精密検査をするということは、それだけ、病気のリスクが高い状態にあるわけですから、一般的な健康診断の時とは違った不安があると思います。

ですから、そういった不安な状態にならないためにも、普段から定期的に健康診断を受けて、少しでも異常が見受けられたならば、早めに対策を講じることが大切なのですね。

まとめ

今回は、健康診断の種類や料金、そして、それぞれにかかる時間から検査を受けることによって判明する病気までをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

毎日の健康を維持するためにも、定期的に健康診断を受けることの大切さをお分かり頂けたと思います。

いざ、病気になってから「あのとき、健康診断を受けていれば・・・」と後悔することがないように、健康な時にこそ健康診断を受けておきましょう!

 - 健康 , , , ,